Raspberry Pi で最高の音を求めて BOSS DAC vs Sabreberry32
- 2017/09/15
- 11:38
ついに対決の時がやってきた
先日のDAC基板のスペック比較で上位にランクインした基板を購入して
最高の音質を目指すことにした
Allo BOSS DAC

大きなインダクタ3つが目立つ
そしてPCM5122 DACのそばには超低ノイズLDOが載っているのにも目が行く
PMLCAPと思われるフィルムコンデンサも鎮座している

裏面には、大きなコンデンサが1つだけ申し訳け程度に載っている
銅箔パターンをさわると、異常に薄い 18um銅箔であろうか
そういう部分は、コストがかかっていないとも思われる

NDKの49MHz/45MHzのクロックが使われているのはカタログどおり
写真では見えにくいが、ルーペでしっかりと確認できた
マスタークロック動作にこだわって設計されているのがわかる
マスターモード操作時にLEDがつくのもわかり易い
これはかなり期待できそうだ
allo-boss-dac-pcm512x-audio ドライバを指定する
Sabreberry32

一方のSabreberry32は、このように抵抗とOSコンデンサは実装されていない
ハンダ付けは、私にとってはおてのもの

まずは、抵抗の足を曲げて挿す
この抵抗は、非磁性体材料と無酸素銅のリード線を使った音響用の特別なものである
この小さなDAC基板に、このサイズの抵抗を使っているだけもで尋常でないことが伝わってくる
大抵のチップ抵抗は音が悪い
高級DAPでも、チップ抵抗を使って済ませてしまうが、そこがボトルネック
になっているのはハードウェアを知っているひとなら常識である

ハンダ付けするとこうなる 残った足はニッパーで切り落とすだけ
ここまでの作業時間は5分

続いてOSコンデンサをつける 極性を間違わないように注意が必要だ
一部のリード線がベタGNDに付きにくいところがあったが、問題なくクリア
15分程度の作業でハンダ付けは完了だ
つけるのはリード部品だけなので電子工作している人にとっては問題ないだろう

こちらもNDKのクリスタルが使われている
45MHzと49MHz 同じものだろうか
やはり音質にこだわるとNDK品になるのだろう オーディオ専業メーカーでも同様である
sabreberry32 ドライバを指定する
導入方法は、Sabreberry32のサイトに詳しく書いてあるので
Linuxをあまり使ったことがない私でもどうにかなった
なお、BOSSと同じくTIのPCM5122を搭載するnabe氏のmsBeeryDACはDACチップが500円なのに約1万円という基板価格で比較対象から外した (BOSSは8千円で45/49MHzクロックを搭載しているため上位になる)
ヘッドホンアンプ部のオプションを付けると1万5千円、かつ、チップ部品の手ハンダが必要
それならSabreberry32を買うほうが良いと判断した
両社の音質については、次回に回したい
なぜならば、しっかりとした比較にはエージングが必要だからだ
今日は第一印象のみ 試聴はMoodeAudioを使った
最初にBOSS DACを試聴
とても静寂で、滑らかである
どんな曲も破綻がなく 透き通った美音は気に入るひとは多くいると思われる
しかし 一線をこえてこないもどかしさを感じる
音楽ソースにはもっとゴリゴリっとしたパワーが含まれているハズだ
たとえるならば ”お嬢様 ” か
続いてSabreberry32
一聴して音数が違うのがわかる
エージングが済んでいないため粗さも感じるのだが、持っているポテンシャルの差をあらわにしてくる
ライブをかぶりつきの席で聴いているかのような躍動感は、鳥肌をこえて身震いすら覚える
BOSSが使っているTI社 PCM5122は、わずか500円程度のローコストDACチップだが、
Sabreberry32に積んでいるESS社のSABRE9018Q2Cは約4000円と聞く
この差が何を意味するか、誰にでもすぐに理解できるはずだ
このあとエージングが進んで両者の違いがどうなるのか楽しみである
最終決着はこちら>>
先日のDAC基板のスペック比較で上位にランクインした基板を購入して
最高の音質を目指すことにした
Allo BOSS DAC

大きなインダクタ3つが目立つ
そしてPCM5122 DACのそばには超低ノイズLDOが載っているのにも目が行く
PMLCAPと思われるフィルムコンデンサも鎮座している

裏面には、大きなコンデンサが1つだけ申し訳け程度に載っている
銅箔パターンをさわると、異常に薄い 18um銅箔であろうか
そういう部分は、コストがかかっていないとも思われる

NDKの49MHz/45MHzのクロックが使われているのはカタログどおり
写真では見えにくいが、ルーペでしっかりと確認できた
マスタークロック動作にこだわって設計されているのがわかる
マスターモード操作時にLEDがつくのもわかり易い
これはかなり期待できそうだ
allo-boss-dac-pcm512x-audio ドライバを指定する
Sabreberry32

一方のSabreberry32は、このように抵抗とOSコンデンサは実装されていない
ハンダ付けは、私にとってはおてのもの

まずは、抵抗の足を曲げて挿す
この抵抗は、非磁性体材料と無酸素銅のリード線を使った音響用の特別なものである
この小さなDAC基板に、このサイズの抵抗を使っているだけもで尋常でないことが伝わってくる
大抵のチップ抵抗は音が悪い
高級DAPでも、チップ抵抗を使って済ませてしまうが、そこがボトルネック
になっているのはハードウェアを知っているひとなら常識である

ハンダ付けするとこうなる 残った足はニッパーで切り落とすだけ
ここまでの作業時間は5分

続いてOSコンデンサをつける 極性を間違わないように注意が必要だ
一部のリード線がベタGNDに付きにくいところがあったが、問題なくクリア
15分程度の作業でハンダ付けは完了だ
つけるのはリード部品だけなので電子工作している人にとっては問題ないだろう

こちらもNDKのクリスタルが使われている
45MHzと49MHz 同じものだろうか
やはり音質にこだわるとNDK品になるのだろう オーディオ専業メーカーでも同様である
sabreberry32 ドライバを指定する
導入方法は、Sabreberry32のサイトに詳しく書いてあるので
Linuxをあまり使ったことがない私でもどうにかなった
なお、BOSSと同じくTIのPCM5122を搭載するnabe氏のmsBeeryDACはDACチップが500円なのに約1万円という基板価格で比較対象から外した (BOSSは8千円で45/49MHzクロックを搭載しているため上位になる)
ヘッドホンアンプ部のオプションを付けると1万5千円、かつ、チップ部品の手ハンダが必要
それならSabreberry32を買うほうが良いと判断した
両社の音質については、次回に回したい
なぜならば、しっかりとした比較にはエージングが必要だからだ
今日は第一印象のみ 試聴はMoodeAudioを使った
最初にBOSS DACを試聴
とても静寂で、滑らかである
どんな曲も破綻がなく 透き通った美音は気に入るひとは多くいると思われる
しかし 一線をこえてこないもどかしさを感じる
音楽ソースにはもっとゴリゴリっとしたパワーが含まれているハズだ
たとえるならば ”お嬢様 ” か
続いてSabreberry32
一聴して音数が違うのがわかる
エージングが済んでいないため粗さも感じるのだが、持っているポテンシャルの差をあらわにしてくる
ライブをかぶりつきの席で聴いているかのような躍動感は、鳥肌をこえて身震いすら覚える
BOSSが使っているTI社 PCM5122は、わずか500円程度のローコストDACチップだが、
Sabreberry32に積んでいるESS社のSABRE9018Q2Cは約4000円と聞く
この差が何を意味するか、誰にでもすぐに理解できるはずだ
このあとエージングが進んで両者の違いがどうなるのか楽しみである
最終決着はこちら>>
スポンサーサイト